Z33 DE 大人のゆるドリ by 3UP リア直巻仕様の車高調テスト

Z33プロジェクトが本格始動。

提案者は当社の開発ブレーン、3UPさん。

「この歳になってシルビアのドリフトは色んな意味で厳しいっス」

から始まった企画。

シルビア、スカイライン、マークIIたち主力勢の問題は、

①車両本体が高額 ②維持メンテが必須で部品代が高騰中

③このクラスでは遊ぶだけでも大幅チューン必須で高額

④上記に伴いタイヤ代、燃料代が半端ない

⑤普段の街乗りを気軽にできる状態ではなくなっている

そしてオジサマにはもう似合わないクルマになってしまっている…

Z33を購入してからは気軽に買い物にも乗っていくようになったそうです。

サーキットには積車ではなく自走で行って、遊んで帰ってこれる。

オジサマが乗っていても違和感が無い。

それでいて走るための維持費が安く、壊れる箇所も少ない。

そんな三上さんの心の叫びを無理やり押し付けられてこの企画が始まりました。

大人がムリせずゆっくり遊べる”ゆるドリ”。

当社の車高調とアーム類、そして補強パーツ類の開発テスターを務めていただきます。

車高調は今回、リアを直巻可。

ノーマルスプリングはショックと別体でセッティングしづらい。

そこでこの仕様になりました。

前回はフルノーマルで走ったそうです。

本日は車高調のみ。

アーム類はまだ先になります。

とりあえず今回はウインズオートさまの走行会で軽くテスト。

純正サスペンションからは大幅レベルアップ。

ただ、純正アームではトーがポジティブのまま。

次回は調整式のテスト品をお渡し、ネガティブに。

これだけでも激変すると思われます。

そしてロアアームも制作します。

こちらは競技専用品としてストレートタイプにする予定。

車高調はリア直巻化されているので、バネを乗せる必要がありません。

いつも新しい厄介ごと…じゃなかった新商品案を提案してくれる3UPさん。

当社にとってはありがたい存在。

今や世界のDAIGO、斎藤太吾さんとも昔からのお付き合い。

なんと自社にサーキットやプールまであったそうです…

ドリフトでここまで上り詰めるとはまさにアメリカンドリーム。

そしてドリフトという競技もここまでビッグになったんですね。

慣れない高級プールでぶつけて血がでたままセッティング(笑)

本当にドリフトとクルマが好きなんだとわかります。

それにしても、今年はもう新商品開発はお腹いっぱいっす。

「なに言ってるんですか、次はまさのりのFT86ですよ!」

は?

「最近FT86買ったんですよ、さっそく脚の開発始めますョ!」

ライトエーストラック&バン、新型アトレー、ボンゴ、デリカD3、プリウス50…

開発途中のモノが山積みなんですよ…

貧乏にはカネどころか暇もないって、ことわざ通りだわ(汗)